2006年10月27日
日本シリーズ 引退表明の新庄、涙止まらず 完全燃焼







背番号「1」の花道は、44年ぶりの栄冠だった。北海道日本ハムファイターズの日本一で26日、
幕を閉じたプロ野球の日本シリーズ。今季限りでの引退を表明していた新庄剛志外野手(34)は、
試合中から涙が止まらなかった。
九回2死無走者。中日最後の打者の飛球がレフトに上がった。
背番号「1」の後継者に指名した森本稀哲(ひちょり)左翼手がウイニングボールを捕球すると、
2人で抱き合い、互いに大粒の涙をボロボロと流した。
古傷の両太もも、アキレス腱(けん)の痛みは耐えるのも限界な状態だ。
それでも、ファンの前では痛いそぶりも、涙も、決して見せなかった。
「チャンピオンがうれしいわけじゃなく、この仲間と野球ができなくなるのがつらくて」。
この夜までは、チームメートの緊張を和らげようといつも笑顔でいた。
「最高」と表現する仲間との別れ、ユニホームを脱ぐ寂しさが胸を熱くし、
初めての涙となって流れ落ちた。
「持ってるわ、オレ!漫画みたいなストーリー。出来すぎでしょ」。
試合後の会見では、笑顔を取り戻してはしゃいだ。
米大リーグから日本ハム入りして3年目。本拠地を東京から札幌に移したばかりのチームを
華麗なプレー、ど派手なパフォーマンスで盛り上げてきた。現役引退を発表した今年4月。
「札幌ドームを満員にするのがおれの夢でしたが、開幕戦でかなった。僕の仕事は終わった」と
言った。引退試合も超満員の中だった。悔いはない。
「完全燃焼する」と誓って臨んだ、最初で最後の日本シリーズ。
夢舞台、夢心地の中で真っ先に胴上げしてもらった。
最高の結果で日米通算16年のプロ生活の幕を下ろした「新庄劇場」。
「今日が最高の思い出です」。「10・26」はファンと仲間を魅了し続けた
「SHINJO」に“野球の神様”が用意した、最高の贈り物になった。
1972年1月28日生まれ、若干33歳の若さで引退・・・
自分〇2歳、そろそろ、引退かな~??コーチに専念かな~??
Posted by しげる at 11:34│Comments(0)
│独り言
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